about Eye 目の病気について解説
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急性結膜炎は、細菌・ウイルス・カビなどの微生物、紫外線、ほこり・ゴミ・摩擦などの物理的刺激、酸・アルカリなどの化学的刺激、花粉などによるアレルギー反応などによって結膜に起こる炎症です。このうち、短期間に集団的に発生する急性結膜炎がいわゆる“はやり目”といわれるもので、日常よく見られる代表的な病気です。これは、患者の目からの分泌物がもとで伝染します。ウィルスによるものが最も多く、伝染性も非常に強いので感染予防がとても大切です。

■ウイルスってなに?

ウイルスは細菌よりも小さい目に見えない微生物で、自分で生きることができません。ヒトや動物の細胞内に侵入して、その細胞を自分の住みやすいように変えて住み着きます。ウイルスの住み着いた細胞はやがて衰え、死んでしまい病気になります。ところが、ウイルスに対するヒトや動物の抵抗性が強い時は、ウイルスは活動をすることができないので、病気になりません。ウイルスに侵されないためには、強い体を作ることが大切です。

■ウイルス性急性結膜炎の種類と症状
◎はやり目…流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)
まぶたの裏側のブツブツや充血、まぶたの腫れ、流涙などの症状が激しくあらわれます。感染してから7〜14日で発病します。

◎プール熱…咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)
プールで感染することがあり、こう呼ばれます。結膜にブツブツができて、咽頭炎による発熱を起こします。感染してから5〜7日で発病します。
  ※特にプールの利用には、以下のポイントにご注意ください。
   水から上がったらすぐに水道水で目を洗う。
   長時間泳ぐ時は水中メガネなどを使用する。
   目が充血していて目ヤニが出る日はプールに入らない。
   泳いだあと目が充血していても、あわてず様子を見る。
    (ウイルス性結膜炎でないことも多い)
   プールサイドに点眼薬を持っていかない。
    (薬の変質、汚染のおそれがあります)

◎急性出血性結膜炎
感染してから1〜2日後に突然、眼球結膜に出血を起こし、ゴロゴロ感、充血、まぶしさなどがあらわれ、結膜にブツブツができます。

■ウイルス性急性結膜炎の治療法
この病気に有効な点眼薬はありません。ウイルスに対する抵抗力をつけるため、休養を十分にとって体力を落とさないことが必要です。また、補助的に他の感染を起こさないために抗菌点眼薬や、炎症をおさえるためにステロイド点眼薬などを使用します。他の人にうつさないよう十分に注意しましょう。また、症状がでたら感染予防のために以下のポイントにご注意ください。
  ◎手を流水や石鹸でよく洗うこと。
  ◎休養をとって体力を落とさないこと。
  ◎学校・幼稚園・保育園は医師の許可があるまで休むこと。
  ◎人ごみへは出かけないこと。
  ◎医師の許可があるまでプールに入らないこと。
  ◎患者のタオル、洗面用具などは家族のものと別にすること。


■今回のアドバイス(後遺症と合併症への注意)
結膜炎の症状がおさまってきた頃に、黒目(角膜)の表面に小さな点状の濁りが出てくることがあります。このときに治療をやめると、黒目が濁って視力が落ちてくることがありますので、治ったかなと思っても、医師がいいと言うまで、治療を続けるようにしましょう。