去年、一眼レフのデジタルカメラを買いました。
写真を撮り始めてから、
今まで気に留めなかった道端の花が気になったり、
日の長さや影のでき方に面白さを感じるようになりました。
明けがたの静かな時間帯に線路を撮ってみたりするのも、
いつもの場所が変わって感じられて楽しいです。
それから、カメラを構えていると、
いつも一緒にいる仲間とは違う世代の友人ができます。
海辺にいくと、隣にいるおじさんが、
「ここから富士山見えるよ!」と教えてくれたり、
そこの岩場にいるネコさん達について詳細な情報をくれたりします。
カメラを撮っていないときは普通のちょっとくたびれたおじさん、
でも撮り始めるとすごいんです。
溢れんばかりの知識と経験値。
いくつになっても何かに夢中になっている姿はかっこいいものです。
いつか私もかっこいいおばさんになりたいです。