『嬉しい表彰状』  つきみ野医院 小島

我が家では、14歳のシェルティを飼っています。先日、表彰状を頂きました。相模原市獣医師会より、「長寿動物」としてだそうです。

数年前、子宮ガンと乳ガンを患い、二度生死をさまよいましたが、今はすっかり元気になり、家の中を歩き回っています。

家族が帰ってくると、必ず出迎えます。たまに出遅れますが、玄関まで迎えに行った家族を押しのけ、一番先に気がついたふりをします。そんなちゃっかりした姿はおかしいですが、帰宅した時にその姿を見て、撫でていると癒されます。

昼間は寝ており、夜になると起きて、家の中を探検し始めます。よほどの事が無い限り、一日二度の散歩(雨天は中止)と食事は欠かしません。

ここ数年は体調を崩すことも無く、家族の誰よりも丈夫で、昼と夜が逆転していますが、規則正しい生活を送っています。

我が家に来た頃から、視力と聴力は大分衰えましたが、「食に対する欲求」だけは落ちません。年々、強くなっているような気も・・。今日も「美味しいもの」を求めて、家の中を歩き回っています。「胃腸の丈夫さ」が長生きの秘訣かもしれません。

最近、白内障が進んできたので、目薬を使い始めたのですが、犬用の目薬というものは無く、人間と同じ物を使うそうです。今使っているのは「カリーユニ」です。

もう高齢ですが、今でも何か教えると、覚えます。犬も、年を取っても、学習は出来るんだなぁ・・と感心している今日この頃です。

~次回は古淵医院の長澤先生です~

『私の九州旅行記』  古淵医院 村山

父の転勤で小3~中1まで、九州に住んでいました。当時長い休みには家族で旅行へ出かけていたので、九州は第二のふるさとです。

そして、九州は県によって表情が違うことがとても魅力的です。

福岡は都の雰囲気が強いです。言わずと知れた明太子が有名です。あとは中州の屋台は最高です。屋台へ行くなら夏より冬です!

熊本=阿蘇のイメージです。阿蘇の眺めは心を浄化してくれます。そして白川水源というところは湧き水を求めてくる人たちがたくさんいます。こんなに透き通った美しい水を産む自然の繊細さを忘れられません。

佐賀は有田焼です。有田焼はオランダとの交流からヨーロッパの感覚が混ざったようです。絵柄や色は鮮やかです。そのせいか日本で焼かれたはずなのに、どこか異国の雰囲気漂う魅惑的な焼き物です。

長崎は戦争の跡が今でも残る町です。修学旅行で被爆者の方の話を聴く機会があり貴重な体験ができました。平和公園、浦上天主堂、出島、グラバー園など現代までの歴史と共に歩んでいる町という印象が強いです。

大分といえば温泉、湯布院です。あとは別府の血の池地獄。お湯が真っ赤です。78℃なのでもちろん入れませんが、かなり刺激的な温泉です。

宮崎はこの季節に最高にすてきな場所があります。それは生駒高原というコスモス一面の高原です。言葉が出ないくらいひたすらコスモスです。春は菜の花、夏はひまわりと季節によって変わるそうです。また、遠くからみた高原が一つの大きなコスモスみたいです。

そして屋久島。小さいときに描いたクレヨンの水色で描くような海と空。残念なのは縄文杉を見られなかったことです。他の杉は見たのですが、縄文杉は見ていません。きっといつか見に行きたい!

これからも九州旅行記が続けていけるようにと願って簡単ではありますが、九州旅行記、これにておしまいです。

~次回はつきみ野医院の小島さんです~