心因性視覚障害

こんにちは。

皆さんは心因性視覚障害をご存じですか?
心因性視覚障害とは、心の葛藤などを自己処理できずに
その悩みなどから様々な症状が目に現れる眼心身症です。
主に9歳をピークに7~12歳の子供に見られます。(まれに大人にもみられます)
男女比は1:2の割合で男性よりも女性に多く見られます。
症状としては目には器質的疾患はないにもかかわらず
視力障害をはじめ、特徴的な視野障害、色覚障害、調節障害、斜視
などが現れます。
新学期が始まる頃や新しい環境に触れる機会、家族間の問題(親にかまってほしい等)
、眼鏡を掛けたい欲求など悩みの原因は様々です。
治療としては、患児の悩みを取り除いてあげることが第一です。
偽薬の抱っこ点眼(親が子供にだっこして点眼)や各々の環境の改善を試みます。
心因的負担が大きい場合は精神科の受診をお勧めします。
普段から子供の言動をよく観察し早めに子供の悩みに気づけると
よいですね。

古淵医院 安井